水素・燃料電池産業技術人材養成講座の受講生募集について
趣旨
・エネルギー自立や二酸化炭素排出量削減などのエネルギーセキュリティーと環境問題を解決可能とする「水素」は、化石燃料に代わるエネルギーとして期待されており、将来の水素社会構築に向けての取り組みが国の戦略や計画に基づき進められております。
・水素・燃料電池関連産業分野への参入にあたっては、業界の動向を踏まえ、市場性や採算性など事業化可能性の判断とともに、具体的な設計、製品開発、性能評価等を行うための高度で専門的な知識を有する技術人材の育成が不可欠であることから、水素・燃料電池製品製造などに必要な知識を習得する機会を県内産業界の社会人技術者等に提供するために、平成28年度より「人材養成講座」を山梨大学に開設してきました。
・これまで、7年間で130名を超える技術者らが受講・修了し、修了生を数多く輩出している企業を中心に水素・燃料電池関連産業への参入が始まっています。本年度も、山梨大学の教授陣のほか、大手民間企業で水素・燃料電池産業の第一線で活躍する技術者等を講師に迎え開講いたします。
講座概要
開催期間
令和5年4月中旬~翌年2月中旬(施設見学等を除き、原則毎週木曜日18時00分~21時00分)
※本事業の募集は、山梨県の令和5年度予算成立後、速やかに事業を開始できるようにするため、予算成立前に募集の手続きを
行うものです。本事業の実施は、令和5年度予算の成立が前提であり、今後、内容等が変更・中止になることもありますので、
あらかじめご了承ください。
※新型コロナウィルス感染拡大等の社会情勢により、変更になる可能性があります。
講義場所
山梨大学燃料電池ナノ材料研究センターほか
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、リモート講義なども実施します。
受講料
無料
(ただし、他にテキストの代金および講義、実習、施設見学に係るその他の費用は、実費を申し受ける場合があります。)
内容
水素・燃料電池の基礎(概論、電気化学、熱力学等)
応用(構造力学、流体力学、熱エネルギー変換等)
燃料電池基礎(基礎、触媒・電極、セル、電解質等)
セル・スタック(構造、設計、組立、評価解析等)
システム(定置用、自動車用、産業用、電源用等)
アプリケーション搭載(ドローン用、電源用等)
水素(インフラ、容器、水電解、安全性等)
システム組立実習
施設見学 など
詳細はこちらからご確認ください。
お問い合わせ先
国立大学法人山梨大学 研究推進・社会連携機構 水素・燃料電池技術支援室
水素・燃料電池産業技術人材養成講座担当
〒400-0021
甲府市宮前町6-43
電話/FAX:055-254-7098